東京旅行をした話 1日目
久しぶりに東京旅行をした。
東海地方の某市に住んでいるのでぶらりと行けるものでもないが、
幸いにして名古屋駅まで電車で1本という利便性もあって時折旅行したくなるのだ。
今回もふと思い立って有給を取り、1泊2日の日程を組んだ。
さて今回は特に行きたいところもなく、そもそも下調べすらしていない。
とりあえず東京国立近代美術館へ向かった。
美術館巡りをするほどでもないが、漠然と好きなのでこういった施設が豊富にある都市は素晴らしい。もし東京で就職できたら、なんて年パスを見ながら考えてしまった。
ここは写真撮影が基本的にOKなのが嬉しい。海外では写真OKな場所が多いが日本はNGなんて場所も多かったが、最近は日本でもOKになってきていると感じた。
展示作品には奈良美智やロダン、和田三造など著名な物から、現代アートのような作品までがあり、非常に楽しめた。
また「窓展:窓をめぐるアートと建築の旅」と題した特別展も開かれていた。
絵画には古来より窓をモチーフにした作品が多数描かれており、フェルメールなどは窓からの光を巧みに描く1人であろう。
こちらは絵画ではないが、立派な窓をモチーフにした作品だ。
遠くからだと窓だらけの、まさに「窓に住む家」と言えるが、近づいてみると窓ガラスはない。
まさに題名通りの作品である。
もとより建築に興味のあった私には、今回の展示内容は琴線に触れるものであった。
やはり美術館は素晴らしい。
改めて実感できる1日だった。
この後、ある意味今回の旅のメインであるホテルに向かった。