幸運はゼロサムであるという話
今日は特筆すべきこともない日だった。
同僚が社内でトラブルを起こしたくらいかもしれない。まあ自分に火の粉が降り注がなければかまわないが。
昨日の宣言通り、筋肉痛との戦いであった。
肩が上に上がらないので電車で吊り革を掴むことも困難だった。早々に席に座れたことは幸運だったと言わざるを得ない。
幸運といえば、持論として「1日の幸運は±0になる」と思っている。
例えば朝満員電車の中すぐ座ることができたという「幸運」があれば、その日の仕事中にトラブルが起きて客先から詰められるといった「不運」が起こる。そうやって1日の幸運は±0になるようになっているんだろうなと考える。
今日も朝早々に席に座れたが、会社では同僚が揉め事を起こした。いつも連絡をくれる人から連絡が来なかったが、コンビニの引換券で欲しかったものが引き換えれた。
そうやって小さい+と小さいーが打ち消しあって毎日が過ぎていく。
だから私は朝の電車で座れると身構えてしまうのだ。